走りながら、の速度がいつも全速力なのね。
こんばんは。さきこです。
タイトルは、今お世話になっているキャリアカウンセラーの方から、初回面談の際に言われた言葉です。在職中に転職活動をして次に進む、つまり走りながら次を探す手順が転職活動としては正しいのかもしれません。けれど、私は常に全速力だった、そして年々速度を増していった。今回はその様を見ていこうと思います。
さて前回、今までの経歴を見直し、「無理しない」仕事を探していたはずが、結果的に「体調不良=無理しすぎ」で退職を続けていた事を改めて確認しました。
そして、「無理しない」仕事探しの為に私が求めた条件はほぼ「休みが確保されている」のみだったことも確認。
それでは今回、休みが確保されている会社に入った結果、本当に無理しない状況になったのかを確認していきたいと思います。データ作りで悩む時間がもったいないので、自分が作りやすい「月間データ」で見ていきます。
※注意点※
●各社での正しい実績がないので、あくまで私が覚えている範囲での平均で比較しています。出典元=私の記憶、です。
●「月間」は、祝日なしの30日間と定義します。
●要はざっくり比較なので、あくまで参考で見てください。
●グラフ、表がスマホで見ると相当見にくいです。すみません。我慢するかPCからお願いします!
≪休日日数を比較してみる≫
まずは月当たりの休日日数を比較してみます。
1社目:6日間(平日:全日、土曜日:半日、日曜日:休日で換算)
2社目:8日間(完全週休2日制)
3社目:8日間(完全週休2日制)
小休止:4日間(完全週休1日制)
グラフにするとこんな感じ。青が出勤日数、赤が休日日数です。
グラフにするまでもないですが、転職後(2社目、3社目)に比べて、1社目は休日の割合が少ないです。また、1社目は繁忙期や閑散期による休みの変動が大きかったです。2社目、3社目はカレンダー通り、小休止に至ってはカレンダーにも左右されない不動ぶりでした。
≪労働時間を比較してみる≫
さて、次に労働時間を比較してみます。月間で比較する前に、まずは1日の労働時間を表でまとめてみます。ここもあくまでざっくり、これくらいだったかなーというまとめ。
・1日の労働時間
|
出勤時間 |
退勤時間 |
休憩時間 |
労働時間 |
1社目 |
9:00 |
19:00 |
1h |
9h |
2社目 |
10:00 |
21:00 |
1h |
10h |
3社目 |
6:00 |
19:00 |
1h |
12h |
小休止 |
6:30 16:30 |
11:30 20:30 |
なし |
9h |
この1日の労働時間を月間にした時の労働時間をグラフ化するとこうなります。
※比較しやすくするために100時間以下を省略して表示しています。
労働時間そのものに関しては、転職後の方が増加しています。特に3社目では圧倒的。
もちろん、1社目でもっと勤務時間が長かったこともありました。けれど、それは2社目、3社目でも同じことです。ですので、時間数の増減はあっても、各社間の差はこのグラフ通りだと考えます。
つまり、
●「休日を確保する=労働時間が短くなる(無理しない)」のロジックは成立しない
●よって、無理しないために休日条件のみを重視した職活動は間違っていた
当たり前やん!って結果ですが、こうして振り返ってみなければ、私は今回の転職活動でも同じような条件で探し続けていた気がします。振り返って良かった…!
そして生まれる一つの疑問。何故、私は労働時間でみれば一番短かった1社目を「体調に不安を感じる」という理由で辞めたのか。
新卒で経験が浅かったから?本当にそれだけ?
次回、1社目の退職理由について、5年越しにもう一度振り返ってみようと思います。
≪余談≫
今回のデータ、決して嘘ではないです。が、もっていきたい方向に寄った数字になっているかもしれません。何せ私の記憶が出典元なので。ですので、そこも考慮して読んでいただければ幸いです。
グラフマジックって意図してなくても起こり得るなあ、と改めて実感。データ見るときは注意が必要ですねー。