アラサー女子のジブンさがし

アラサー女子の日常雑感日記です。

西野カナの歌に出てくるような、普通のOLさんになりたかった

こんばんは。さきこです。

西野カナさんはマーケティング手法を用いて曲を作るそうです。ターゲット・コンセプトを決め、リサーチをし、企画書に起こしてスタッフさんと打ち合わせをする。作曲活動といっても一般的な仕事と変わらないのですね。

そんなターゲティングにまんまとはまり、歌の中のきらきらした女子像に憧れて私は転職をしたと言っても…いや、過言ですね。あんま関係ないですわ。

 

さて、今回は2社目について掘り下げていきます。

詳細を再掲します。こちらも入社理由を加筆しました。

≪2社目詳細≫------------------------------

業種:情報通信業(情報サービス業)

職種:マーケティング・企画プランナー

入社理由:土日休み、定時で上がれる仕事に就きたかった

担当業務:小売業(主に食品)向けの市場調査及び企画提案

在籍期間:4年

退職理由:精神面からくる体調不良。医師の判断により休職後、退職。

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入社理由を見てわかると思うのですが、「マーケティング」をやりたかったのではないです。9時5時勤務の、いわゆる「普通のOLさん」になりたい!と転職活動をしていたら、たまたまこの会社に出会い、ご縁があった、という訳です。

結果的に私の職歴の中で一番長く、4年間お世話になりました。4年の中で2度の大きな転機があるので、時系列で見ながら退職に至るまでの経緯をもう一度整理したいと思います。

 

≪4年間の流れ≫

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当時社員数10人以下の小さな会社でした。社長が案件のほとんどに関わり、自ら企画書を書き、自らプレゼンに行く。他の社員は「お手伝いさん」感覚が強かったです。

ただ、いつまでもそれでは「会社」として不十分である、ということから人を増やし、業務拡大をしている、私が採用されたのはそんな時期でした。

この会社は「しろうと目線」を大切にしていました。理論などに縛られず、「今」をしっかり観察して消費者のニーズを知ろう、という方針です。だからこそ実績のない私を採用してくれました。仕事を覚えるのも「習うより、慣れよ」。先輩の資料参考に見よう見まねで企画書を作り、社長のプレゼンに同行してノウハウを学ぶ。

転機①以前の私の仕事は、社長が考えたロジックに沿ってデータや企画書をひたすら作ること。プレゼンや社外打ち合わせには同行はしても、ひとりで行くことはありませんでした。

転機①以降、自分が中心となって動く案件が増えていきました。社外との接触も増え、自分で考えて進めることが必要となりました。

転機②から、自社内ではなく、お取引様社内の駐在要員となりました。新しい仕事を開拓する為です。積極的に、ではないけれど、いることで営業して来い、という訳ですね。

理解しやすくするために表にまとめてみます。

 

≪業務内容の変化まとめ≫

期間

業務内容

入社後

資料作成

転機①後

資料作成+社外打ち合わせ、プレゼン

転機②後

資料作成+社外打ち合わせ、プレゼン+新規開拓(営業)

業務内容の変化に伴い、当然、労働時間にも変化が現れました。

≪各期間の労働時間≫※出典元=さきこの記憶。

期間

出勤時間

退勤時間

休憩時間

労働時間

入社後

10:00

19:00

1h

8h

転機①後

10:00

21:00

1h

10h

転機②後

9:00

22:00

0~1h

12~13h

 

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※7h以下省略。※転職②後は12.5hで表示

 

入社から転機①までは、私が思い描いていた通りの「普通のOLさん」でした。定時で上がれて、土日は完全休み。朝もゆっくりだからお弁当を作って持って行っていました。横浜に住んでいた時は、金曜の夜にミッドナイトショーで映画を見たり、休みの日にはヨガに行ったり、デッサン教室に通ったり、たまに旅行したりと憧れ通りの生活。

その後、転機を経るたびに段々と労働時間が増え、資料作成、打ち合わせ、プレゼンに追われ、体調不良に至ったと考えられます。

ただ、この「転機」、押し付けられたものではありませんでした。「こんな話があるけどやってみる?」と毎回、社長は私の意思を確認してくれました。その度、私は新しいことができるのが楽しくて、任せてもらえるのが嬉しくて「やります!」と答えていました。

新しい仕事が増える=何かの時間が圧迫される、という考えが欠落していたんですよねえ。あと、「普通のOLさん」が実際やってみるとそんなに楽しくなかったんだと思います。

 

ただ、単純に「仕事量の増加=労働時間の増加」と考えるのは良くない。増えていく仕事に優先順位をつけず、どれこもれも全力で取り組んでしまっていたのも事実です。「1週間の力配分をきちんとすること」と、後の営業時代に上司に言われましたが、この頃からそうだったんですね。全力投球はやり切ったとき気持ちがいいけど、毎回してたら壊れちゃいますし、結局壊れちゃいました。

 

今回の気付きは以下の2点。

 

・私は意外と仕事をするのが好きである

・仕事の優先順位の付け方、力配分を身に付ける必要がある

 

さて、多くなっていく仕事量に当時の私も気付いてはいました。そして、自分なりのアラートを上司に出していました。が、これが、なかなかの方でして…全然伝わらない。さらに、部下(私)が死にそうになりながら働いているのに定時前に帰る。打ち合わせ直前に資料にダメ出しをしてくる。云々。

上記のようなことが積み重なって、最終的に自分でも引くくらいその人のことを嫌いに、いや、憎んでいました。

けど、何でそうなったんだろう。そんなに嫌な人だったのかな。

このあたりを深掘りして、当時の私の心理状態をもう一度振り返ってみたいと思います。

次回、「嫌いだった上司」、お楽しみに!

 

≪余談≫

音楽聴き放題サービスがある中、いまだレンタルCD派です。昨日1年ぶりくらいにセトリ更新してうきうき。お散歩が楽しくなりそー。ほんとの余談でしたー。