継続すること、について ‐プロローグ‐
こんばんは。さきこです。
私はBUMP OF CHICKEN というバンドが好きです。
それは彼らの音楽性とか、歌詞の内容とか、メンバーのキャラクターとか、いろいろありますが、結局は「ずっと聴いてるから」が一番強い理由なんじゃないか、と考えています。
ずっと聴いている強み、それは
・曲と共に思い出がある
・一緒に成長している感がある
ということです。高校生くらいからずっと聴いていて、だからそれぞれの曲に、その時の自分が思い浮かんだりする。
「Stage of the ground」初めて聴いたの高校の多目的ホールの袖だったなあ、とか、「firefly」聴きながら会社の帰り道、頑張るんだ!ってよく泣いてたなあ、とか。曲を聴くとその時の自分を思い出して、懐かしく思えるのです。
また、ずっと見ているから、彼らの音楽が変わっていく様もわかります。それが嫌だと言うファンもいますが、私は肯定的に捉えています。何のために生きているのか、的な歌詞から、生きているって最高だ!と言い切った時は、藤くんの成長っぷりにすごく感動しました。誰目線や。
(初音ミクとコラボしたり、最近の新曲シンセ使ったピコピコ系でチャマ(ベース)がギター持ってリズム取ってるだけの時は突っ込んだけど。でも今はどちらも好きな曲です。)
まあ、好きだからずっと聴いている、とも言えるのですがね。
さて、前置きが長くなりましたが、今回からは継続する力を身に付けたいな、というお話です。
私は今までの人生で、あまり「継続すること」に重きを置いてきませんでした。どうしてだろう、と考え込んだらびっくりするくらいまとまらなく、またも全然書き進まない。ので、とりあえず、今の自分があがけるだけの事をしてみようと思います。
まず、「継続」のメリット、デメリットを考えてみます。一般的、というよりは私のイメージです。
≪メリット≫
・知識が深くなる ・経験値が多くなる ・信頼関係が築ける
・その分野での更なる発展を考えられるようになる
≪デメリット≫
・その分野以外の知識や経験が得られない ・飽きてしまう
・途中から惰性が生まれる可能性がある
この「惰性」というイメージが何となく強くて、惰性になるくらいなら無理して続けなくても良いのではないか、と思っていました。まあ、惰性になる前に精神か身体を崩して辞めていますが。
なので、私の中で「継続」は優先順位の低いものでした。それよりも、より早く仕事を覚える、より速く仕事を処理する、といった「はやさ」に重きを置いていました。
「はやさ」も必要な要素ですが、はやければ続けなくていいのか、と言ったらそれは別の次元のお話で。その辺りをあまり理解していませんでした。
仕事ができる、できないの基準は、いろんな要素から判断ができます。けれど、私は物事の多面性を最近まであまりちゃんと理解していなくて、仕事ができる=はやさが全て、というロジックのみで生きてきたように思います。
では何故、今になって「継続」という要素に目を向けるようになったのか。2社目、3社目と病気が理由で退社し、もういい加減ちゃんと働き続けたいから、という理由もありますが、それよりももっと大きな理由が以下の2点。
・継続している人が格好良いから
・継続していると、より大きな成長につながるから
特に「格好良いから」は結構大きな要因です。格好良いんですよ、単純に、見ていて。
私は今年31歳になる年齢です。社会人9年目。同い年の子で新卒から今まで同じ会社で働き続けていると、10年近く同じ会社にいることになる。
特別大きな業績を残しているわけではないかもしれない。良いことよりむしろ嫌な事が多かった10年かもしれない。
それでも、良い時も悪い時も投げ出さずにずっと居続けているって、本当にすごいし格好良い。私もそんな格好良さが欲しいな、と思ったのです。
また、当たり前の事ですが、継続しているという事はそこにベースができること。新しいことに挑戦しても全く別の分野であれば0ベースですが、継続している分野であれば、更に上が見えるようになります。
単純に同じパワーをかければ、どんどん上がれる、という訳ではないにしろ、そういった登っていく成長をそろそろしていきたいな、と思いました。
●同じ分野で新しいことにチャレンジした成長率
●違う分野で新しいことにチャレンジした成長率
と、なんだか当たり前のことをぐだぐだ書いてしまった気もしますが、「継続力」を手に入れるために私は今後どのような事に気を付けていけばいいのか、を何回かに分けてまとめていきたいと思っています。
次回は、そもそも今まで継続できなかったのは何故なのか、を考えていきます。
≪余談≫
今回書きながらずぶずぶと泥沼に嵌っていく感覚があって、久しぶりに企画書が全然書き進まない感覚を思い出しました。しかもそういうときって出来上がりがチープ…いや、いいんですチープでも。このブログは続けるためにあるんだから。…でも、もうちょっと効率的に良質なものが作れるようになりたいです、がんばる。