アラサー女子のジブンさがし

アラサー女子の日常雑感日記です。

リアルでもっと繋がるために

こんばんは、さきこです。

今、12/23に行われたイベントのレポートを書いているのですが、いやあ、なんか、すごいちょっとずつしか進まない。

◯Think Universal.×ヒューマンライブラリー 
(当日の様子、映像まとめたのわたしです。見て!)

誰かにちゃんと伝えようって思うと、「もうちょっと説明した方がいいかな」とか「この組み立て方でわかりやすいかな」とか考えすぎてしまう。
その点ブログは楽ですね。
感情の垂れ流しなので。笑

今日は高校生ダンス部の発表会見学に行ってきました。
高校とか久々、てか、普通の高校とかほぼ初めて。2000年代生まれの人たちだ…!JK…!!
ダンスは想像以上で、若さとパワーに圧倒されました。
学校の先生に「撮影は顔が見えない範囲で…」と言われていたので遠慮していたのですが、徐々に楽しくなってきちゃって最終的に最前列でバンバン撮るっていう。
だって、カッコいいコンテンツあったらカッコよく撮りたくなる、これ自然の摂理でしょ。
いろいろアングル考えたり、アオリで撮ってみたり、めっちゃ楽しんだ。
そうだ、わたし、映像撮ったり編集したりするの好きだったんだなあって改めて実感しました。

ダンスを見ながら思ったことがふたつある。
ひとつめは、「機会は平等ではないこと」。
わたしが通っていた高校は当時はまだ珍しい総合学科のある高校だった。
授業は全て自分で選び、時間割を組み立て、制服もなくて、大学生の時より大学生っぽい生活だったように思う。
高校には多目的ホールがあった。
200人くらい収容できるホール。
二階部分には調光室があって、ホールスタッフの生徒がいれば先生が立ち会わなくても使えた。
そこそこちゃんとした音響・照明のオペ卓があって、ピンスポットもあり、ステージ上を二階部分から観客を気にせずに狙える。
ステージ上には昇降式の舞台バトンがあって照明を吊って思い通りのライディングができた。カラーフィルムを使えば色だって好きに選べた。
そんな設備がルールを守ればお金はかからず自由に使えた。
こんな高校なかなかないよなあ、と思いつつも、当時のわたしたちにとっては多目的ホールは当たり前の学校設備だった。
でもそれが、今日ダンスを見せてもらった彼らにはないんだなあ、と。

ふたつめは「いろいろ、もったいない」。
今日繋いでいただいた方の関係で、以前幼稚園に行った時、園児たちの近寄り方がすごかった。
特にわたしはスケッチブックを首から下げていたので、「これ何?」「なんて書いてあるの?」「わたし読める!」と子どもたちが次々にやってきた。
そういうのが、今日はなかったなって。
年頃だからっていうのもあるんだろうけど。
けど、もうちょっと大人に興味を持ってみてもいいんじゃないかな。
…ん?……あっ!あんまり魅力的じゃなかったのか、わたしが!!
いや、まあ、それは否めないけども…。
それでも、少し話しかけてみるとかしたらいいのに。てか、話しかければよかったのか。
単純にわたしが話してみたかったんだ、彼らと。
感想を述べて「ありがとうございます!」って言われるんじゃなくて話を聞いてみたかったな。
「学校」という場に入ると、子どもたちにとって段々と大人は「評価する人」になっていく。
それがもったいない。
評価する大人もいる、けど、君たちと一緒に楽しみたい大人だっているんだよ。
もっと一緒に遊んでほしいなあってさみしくなったアラサーでした。

彼らを見ていて、若者ってすごいなって改めて思った。この時期特有のエネルギーがある。
このエネルギーをもっと掛け合わせたらおもしろいことになりそうだなってわくわくした。

例えば、高校生ダンス部×映像系専門生or大学生とか。それぞれの立ち位置で議論をしながらひとつの作品を作るの。
間に大人を交えて議論の仕方フォローしながらワークショップして作品作りを進めていく。
高校生は無駄にハイスペックな機材で自分たちのダンスを撮ってもらえるし、映像系学生はセミプロに近いダンサーの撮影ができる。
何より学校、年齢を超えて、作品を通して議論ができるっておもしろそう。
卒制にも使えるしね!

学校単位で固まるの、もったいないです。
いろいろなしがらみがあるのも想像できるけど。
繋がりたい声があって、繋がれそうなら、できる範囲でわたし介在するし、なんかできないかな。
やりたいなー。