アラサー女子のジブンさがし

アラサー女子の日常雑感日記です。

ひとつひとつ、丁寧に、感じる

目標とか目的とか決めることが苦手で


決めることが、というより
決めたことで『そうしなければならない』と
無意識下で自分を縛ってしまうみたい


それが窮屈で、苦しくなる


それでも、
自分で決めたことだし
やりたいことだし
目標がないと達成できないし


今日、ふと前に言われたことを思い出した。


「ただ、風を感じていたいだけなんだよね」


やりたいことは?
どうしたいの?


それを言葉にした時に、貰った言葉


そうだったねって思い出したら
急に肩の力が抜けて
世界がグッと近くなって
クリアになった気がした。


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ここ数週間、自営したい気持ちがすごく出てきていました。
やりたいことも見えてきたし、幸いなことに場所もあるし、始めようと思えば自分次第で始められる。


掃除をしたり、いろいろと道具を集めたり。
時間もお金もちょっとずつ投資して、早くここで思い描いていることをやりたい!


けれど、進めていけばいくほど、あれも必要だな…これ、結構時間かかるな…家のことが滞っていくな…天気悪いし気分上がらないな…と。


でもでも!
決めたことだし、気力が足りていないだけだ!と自分を奮い立たせようとしていました。


で、結局疲れちゃう。
身体はもう正直すぎて動かない。
けど、心が追いつかなくて、え?なんで動かないの??と。


以前はそれでも身体に鞭打ってやり続けていたけれど、今はちゃんと自分で立ち止まれるようにはなって、でも、なんだろう…?とモヤモヤな日々でした。


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久しぶりに母に会って、他愛のない話をして、相変わらずな母を見てすごくリラックスした。


相変わらず、といっても、未だに母は成長していて、今のコミュニティの中で試行錯誤しながら奮闘している。


うまくいかないことや受け入れがたいこともあるようだけれど、落ち込みすぎず、なんとかやる手段を学んでいるところなのだという。


この歳になって今更だよね、と母は言うけど、その歳になってからもいろいろ考えて対応していこうとしている母はとても素敵に見えた。


以前よりも素直になった私に、多分もともと素直だったけれど私に嫌われることが怖くてあまり自分の気持ちを言ってこなかった母は言う。


「大好きだったから」
「すごく可愛かったんだよ」
「あの時のあのポーズがすごく可愛かった」


少し感極まって、目がウルウルしながら、昼間のオフィス街のドトールで。
モノクロのスーツの中で、緑色のジャケットを着た親子はとても目立ったと思う。
でも、とても嬉しかったなあ。


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何のために生きるんだろう、と
哲学的なことをふと考える。
哲学は好きで、その実、買った本の半分も読めない。


何のために生きるのかな


子孫繁栄のため?
使命を果たすため?
何かを残すため?


答えがなくて、
人それぞれで、
どれも正解だと言うんだろう。


でも、別に答えがなくてもいいよね。


たまたま生まれて、
たまたまここまで生きてこれて、
たまたままだまだ生きそうで、
だから、まあ、なんか、


心地よく、
笑顔で、
ご機嫌に、
一瞬一瞬いたいだけ。


それで、
その時一緒にいる誰かも


心地よく、
笑顔で、
ご機嫌に
なってくれたら最高だなあ。


そうだ。
ここが私のベース。


何かを成したいわけじゃない。
何かを残したいわけじゃない。


風を感じていたいみたいに
一瞬一瞬、ちゃんと感じていたいだけ。


そうしていいよって場所を
ちゃんと見つけられた。


間違えない。
ブレない。
外れても戻って。


ひとつひとつ、丁寧に、感じる。

 

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