アラサー女子のジブンさがし

アラサー女子の日常雑感日記です。

久しぶりの労働

本日より開催のほぼ日『生活のたのしみ展』でアルバイトしてきました〜開催期間5日間の内、3日間お世話になります。
今日は紅茶屋さんのお手伝いでした。

 

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モノよりコト、コトよりヒトといわれる時代に、『お買い物を楽しもう!』をコンセプトに開催しているこのイベント。
正直、今更モノ回帰なの?とちょっと訝しみながらバイトに向かいました。


結論から言うと、すごーいたのしかったー!笑


わたしのお買い物のイメージって、もうそのまんま「モノを買う」で、もちろん店員さんの雰囲気がいいところでお買い物したいっていうのはあるんだけど、結局お金払わないといけないじゃん…と最近は割とネガティブなイメージがあったかもしれない。
お買い物たのしー!って最近思ってなかったし、だから逆に何かを提供してお金を頂くことに抵抗感もちょっとあった。


でもそれって、相手の顔が見えなかったからかもしれない。


生活のたのしみ展にはたくさん作られて、どんどん売られているモノはほとんどない。
出展者さんが時間をかけて作ったり、こだわって仕入れたりした、想いがのったモノたちが揃っている。
それはもはや、モノではなくて、モノ+ヒトなんじゃないか。
モノからコト、コトからヒト、そしてヒトはモノに想いをのせていく。


たくさん作られて、どんどん売られるものを否定するわけではない。
でも、そこにたのしさを見出せない人がいるのは確かで、わたしはもしかしたらそっち側なのかもしれない。
でも、どんどん売られるものにもヒトの想いがのっていたら、それはそれで素敵だな。

 

ヒトとヒトの媒介としてのモノやコト。


そして、ここまで書いておいて何なのだけれど、わたし、やっぱり、あんまりモノを買うことに興味がないかも…?とも思う。
たのしい空間ではあったけど、じゃあ何か買う?となると、うーん、別にいいかなあって思っている自分がいる。


けれど今日、紅茶屋さんをお手伝いしていて、スタッフの方とお客様がたのしそうにお話ししていて、うれしそうに紅茶を買っていって…そういう空間はとても素敵でしあわせで、思わず笑顔になって、もっとそんな人が増えたらいいなあ、この場がその出会いの場であれたらいいよなあと、気付けば呼び込みしている自分がいた。
うるさくなく、でもあなたに届いたらいいなって声を掛けるみたいに。


興味があるなら出会っていってほしいな。
好きなモノを話せるヒトと出会ってほしいな。

ヒトとヒトを繋ぐのは、必ずしも同じコトをするだけでなくて、同じモノが好きってこともあるよなあって改めて思った。


モノもコトもヒトも、分けられるものではなくて共存するものなのかもしれない。
どれか一つではなくてバランスが必要。
そしてそれぞれの人に、モノコトヒトの心地いいバランスがあるのだ、きっと。


ひねくれ者のわたしはちょっと斜に構えてほぼ日のバイトにエントリーした。ほぼ日さん、どんなもんよ?とちょっと思っていた。


完璧でない部分も勿論あって、けどこういう場を作っちゃうほぼ日はやっぱすごい。
名のある会社でもチャレンジしていく姿勢、そこに一緒にやりたいって思う出展者さんや当日アルバイトを惹きつける魅力。
強いて言うならもうちょっと、いろんな人にオープンであれればいいなあって感じるけど、ファンがその他と自分の区別をしたくなる気持ちが働くのも仕方ないと思ったりもする。


やさしく、つよく、おもしろく。


まさにそんな会社だなあと、ちょっとだけ働いただけだけど思いました。
えらそうにすんません。

 

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『生活のたのしみ展』今週末までやっております。素敵なモノとヒトと出会える場所に遊びにきてみませんか♪


生活のたのしみ展 - ほぼ日刊イトイ新聞
https://seikatsunotanoshimi.1101.com

 

ヒトとヒトが繋がる場所にうまれる景色が好きで、わたしはそういうのを提供する側にいたいのかな。

 

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