なんとなく、を言葉にしてくれる人
リンクスと暮らし始めて半年ちょっと。
最初は犬との暮らしも主婦の暮らしも八王子の暮らしも…いろいろはじめてのことが重なっててんやわんやの日々でした。
すこし落ち着いてきて、そんな時に一緒に暮らす動物たちとの会話を紹介しているまゆさんの投稿が目に留まりました。
リンクスが日々、何を感じて、何を思っているのか…知れたらたのしいな♪と思っていたので、思わず連絡しちゃいました。笑
まゆさんは3年ほど前に伊豆下田で出会ったやわらかい雰囲気を持った、けれど芯はしっかりとしている感じの女性。
その時にもお仕事のお話は伺っていたのですが、まさか自分が犬と暮らすようになるとは思っていなかったので、なんだか不思議な再会でした🌸
ーーーーーーーーーー
リンクスの基本的な性格と、日々の行動をしている気持ちを教えてもらって「めっちゃわかる〜!」とたのしくおしゃべりしたり、ごはんのこと、トイレのこと、お散歩のこと、ドッグランのこと…気になっていたことをいろいろ聴いたり。
たくさんお話しした1時間ちょっと、その中で特に印象に残った2つ。
🐕ドッグランのこと
🐕こうしてくれると嬉しいよ、のこと
ーーーーーーーーーー
リンクスはジャック・ラッセル・テリア、という、結構前の映画『マスク』やもうすぐ2が公開するピクサー映画『ペット』のマックス君と同じ犬種です。
軽自動車にスポーツカーのエンジンが載っていると思ってください、と言われるほど運動が大好き!頭もいいんだよ♪なわんちゃんです。
そういう事前情報もあって、早いうちからドッグランに連れて行っていました。
公園デビューみたいなものかな?
最初の頃は訳もわからず大きいわんちゃんに向かっていっては怒られ…を繰り返すうちに遊び上手で挨拶上手なわんこになっていきました。
ただ…最近、年齢が上がるに連れ自我が芽生え始めたのか、特に同性(男の子)のわんちゃんにめちゃくちゃ吠えるようになってしまって。。ジャックの吠え声ってめっちゃ響くし、たのしくなっているのかキバむき出しだし、理解のある飼い主さんはわかってくれるんだけど、やっぱり側から見てどうなのかな…と肩身の狭い思いをしていました。
まゆさん曰く、リンクスにとってドッグランはめちゃくちゃ楽しくて、楽しすぎて興奮しすぎてわけわからんちんになっている、とのこと。
そして、別に他のわんことそこまでして遊びたくなーい。自由に動ければいいもーん。お母さんとお父さんが困った顔したり怒ったりするの見る方がいやだもん。だったら行かなくていいもん。
なのだそう。
そうだったの!!?
だってめっちゃ他のわんちゃんのところ行くから!遊びたいのだと!!と母は驚きました。笑
さらには、興奮している自分は自分じゃ抑えられないんだけど、よくないことだってわかってて…でもでも、抑えられなくてびっくりしちゃうの。。
でも、確かに考えてみると、最近は飽きたらすぐにこちらに戻ってくるし、みんなのところでうまくいかなくてひとりぼっちになっても普通にボールで遊んでいたかも…?と。
犬は犬同士で遊ぶのが一番✨
と、勝手に思い込んでいたのかも知れない。
というか、犬同士で遊んでくれると飼い主がラクなんですよね。
これって子どもも一緒だよなあ、と思ったんです。
子ども同士だとパニックになっちゃって相手の子を攻撃しちゃったり、ひどい言葉を言っちゃったり、逃げちゃったりする子っています。
大人とのコミュニケーションの方が安心〜楽ちん〜って子。
同世代の関わりがあった方が絶対いい!と無理にその子を子どもの輪の中に入れようとしちゃうけど…その子の気持ちはどうなのかな?あなたはどうしたい??と一度聴いて、それから一緒に対策を考えていけたらいいよなあ、と他の家族を見ながら思っていたんですけど。
自分家の子(犬だけど)のことだと、こうも見えなくなるとは…!
しかも、これって家族で話し合っても、わたしの場合はあんまり素直に受け入れられなくて。
旦那さんとドッグランでのリンクスについてはよく話をしていたけれど、なんでだろう、あんまり素直に聴けなくて…一緒に暮らしているから余計に、わたしの方がリンちゃんのことわかってるし!!!みたいな意地があったのかな。。
まゆさんのように、第三者から見た意見になって初めて受け入れられる面倒なわたしです。。
ーーーーーーーーーー
リンクスは、ママ(わたし)が同じ目線でたくさんおしゃべりしてくれるのがうれしい。何でも話してくれるし、何でも聴いてくれるからうれしいんだ♪と思っているそうで、もう、これは本当にすごくすごく嬉しかった。
思わず泣いてしまいそうだった。。
家にいる時でも、リンクスから姿が見えなくなる時は必ず「トイレ行ってくるね〜」「忘れ物取ってくるからね、すぐ戻るよ!」と声を掛けるようにしています。
リンクスが家に来た当初、ずーっとわたしの後を付いてきていて(これも結構プレッシャーだった…)そして姿が見えなくなると、きゅーきゅー!!と鳴くんです(これはかなりキツかった…)。
最初は、もうやだー!買い物にもいけないじゃん!ひとりの時間も欲しいのに!!と、もう知らないっ!!みたいな感じで出て行っていたのだけれど、でも、なんか違うなって途中で思って。
わからないかも知れないけど、何度も、リンクスにわかるように短い言葉で、納得してくれるように声を掛けていたんです。
「ママ、お出掛け。リンクス、おうち。お留守番。お願いね。行ってくるね」
帰ってきたら全身でぶつかってくるリンクスをヨシヨシしながら
「ありがとね、リンちゃんのおかげでママ楽しかったよーお留守番してくれてありがと」
そうしていって、段々と出掛ける前にきゅーきゅー泣いたり、遠吠えしたりがなくなっていきました。
今ではもう淡白なもので、お留守番だよ〜と言うと、おやつくれ、みたいな顔で自分からケージに入っていきます。笑
そういう声掛けは人から見たら子どもっぽかったり、バカバカしいことなのかもしれない。
だから、あんまり人に言ったりしたことなかった。リンクスも喋るわけではないから、ほんとに意味あるのかな…とか不安にもなった。
でも、ちゃんと、本人には伝わってた。
うれしいって思ってくれてた。
そんなの本当かどうかわからないじゃんって言われても、それでもすごく嬉しかったんです。
って訳で、その後めちゃくちゃ話しかけまくったら、もういいよ…みたいな顔をされたので何事もバランスが大事だと思いました。笑
ーーーーーーーーーー
とっても長くなってしまいましたが…
言葉を話さないものにも感情があって、その子の特性に応じた対応も勿論大事なのですが、特性対応にばかり気を配って大切な『心』を忘れたくない。
例え人から見たら「子どもの言いなり」「甘やかし」と見られようと、お互いに心地いい距離感で無理なくいられればそれでいい。
今まで「なんとなく」で感じていたことを、「言葉」に変換してくれたまゆさん。
大切な時間をありがとうございました☺️✨
まゆさんのわんこ通訳セッションはこちら🐕
https://ameblo.jp/kiitos-wanko/entry-12296388731.html
八王子の小さなサロン、さきこでした🍀
ーーーーーーーーーー
自分を大切にする「五感セラピー®︎」についてはこちらをどうぞ🐕
●【0530更新】ちいさなサロン、はじめます
http://vegetaboo.hatenablog.com/entry/2019/02/26/220032
●🍀ワンコイン🍀八王子で背中のマッサージ
http://vegetaboo.hatenablog.com/entry/2019/05/15/210207