アラサー女子のジブンさがし

アラサー女子の日常雑感日記です。

カンボジア・プノンペンにて

こんばんは、ご無沙汰しております、さきこです。
今は日本だと丁度日付を越えるあたりでしょうか。2時間の時差って微妙だけど大きいですよね。
わたしはカンボジアの首都プノンペンでトランジット待ち。この時間を使ってカンボジアでの日々をちょっとだけ言葉にしておこうと思います。

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丸々2週間、カンボジアに行ってきた。

初アジア、初カンボジア、初の海外旅行長期ステイ。初めてのことばかりで、想像がつかなくて、前日の夜、緊張でなかなか眠れなかった。

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カンボジアは、埃っぽくて、排気ガス臭くて、虫が多くて、暑くて、いろんな言語が飛び交っていて、人懐っこい人間が多くて、時に騙そうとする人もいたけれど、すごくやさしい人もいた。

日本人学生も多くて、学校建設や日本語学校のボランティアで来ている子も多い。教育関係の海外支援の場として、国の成り立ち的にカンボジアは人気なのだそうだ。

植物の生命力がすごくて背の高い木が多い。人間も動物も家族でいるところをよく見かけた。

発展途上国で貧困で、という所謂カンボジアイメージのエリアもきっとあるのだろうけれど、わたしが感じたカンボジアは、若くて適当にたくましく日々を生きているものたちが集まる場所だった。


何度か海外に行ったことはあったけれど、今回初めて世界って繋がっているんだなあって感じた。
日本に近い文化の国が初めてだったからなのか、やっといろいろ感じられる年齢になったからなのかはわからないけど。
世界って広いな、というありきたりなことを初めてちゃんと実感した。


カンボジアの人たちは大人も子どもも男も女もよく笑って、よく働いていた。
だから、自然に帰ったらわたしも働こうって思った。やりがいとか、別になくてもいいから、とりあえず働こう。


やりたいことも見つけた。
いつでも、今みたいに、広い気持ちでいながら生きていきたい。縮こまって苦しくなるのはもう嫌だなあ。同じ様にしんどくなりがちな人たちの何か手助けが出来たらよりいいなあ。


日本に帰って、また自分が作る枠に苦しくならないかな、と不安にも思う。だから、帰るのが正直なところちょっと怖い。
けど、カンボジア来る時も怖かったし。
変化の時はいつだってちょっと怖いものなのだろう。
それにダメだったら、またちょっとだけ頑張ってお金を貯めてカンボジアに逃げればいいや。
日本だけじゃない、広く逃げ場所があると思えたから、いろんな人がいるって感じられたから、多分きっと大丈夫だ。
そんな事を思った。


日本はもう、春なのかな。
わたしも、また、そろそろと動き出します。
徐々に、徐々に。
ひとつひとつ、丁寧に感じながら。