アラサー女子のジブンさがし

アラサー女子の日常雑感日記です。

カンボジア旅行記🇰🇭その②アンコール・ワット観光、どこを見る?

こんばんは、さきこです。

寒い。明後日東京で雪降るかもとか…正気か……

さて、今日はアンコール・ワットとその周辺遺跡についてです。
ところで皆さん、アンコール・ワット以外の遺跡ってパッと想像つきますか?
わたしは現地に行って初めて、「あ、こんなに遺跡あるんだ…」と知りました。
どんな具合かというと、こんな感じです。

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20を超える遺跡がアンコール・ワット付近に点在しています。郊外を含めるとその数は40にものぼるのだとか。
ちなみに、アンコール・ワットクメール語で「王都の寺院」王都を象徴する寺院の周囲にこれだけ様々な寺院が存在することから、アンコール王朝の力の強さが伺えます。

アンコール・ワット付近の観光ルートは大きく4つあります。

アンコール・ワットのみ(だいたい朝日とセット)
アンコール・ワット+アンコール・トム
③小回りコース(タ・プローム、タ・ケウなど4〜6遺跡)
④大回りコース(タ・ソム、ニャック・ポアンなど4〜6遺跡)

③、④にはアンコール・ワット、アンコール・トムがつくのが定番のよう。
料金はトゥクトゥクだけだと30ドル〜50ドルくらいのイメージ。ガイドさんがつくとその分の料金がかかります。
時間は①、②で2〜3時間、③で半日、④でほぼ丸一日くらい…なのかな。
自転車で回っていたので正しくはわからないです。。


「えー、でも、遺跡なんてどれも同じでしょ〜?」という、そこのアナタ!


そうです!ほとんど変わりません!!!笑


「さっき見たのとあんまり変わらん…」ということもしばしば。


けれど、遺跡のてっぺんから見渡す風景は、緑が鮮やかで、風は爽やかで、鳥の声は心地よくて、すごく気持ちいいんですよね。
だから、素人目であんまり変わらなくても、何度も足を運びたくなる魅力があります。

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(プレ・ループの上から)

時間をかければゆったり見られるけれど、限りはあるものです。
なので、時間がない人、ある人、それぞれに向けて、ここは見て欲しいなあ、という個人的好みの場所をお伝えします。

今回は時間のない人向けでお送りします。

アンコール・ワットは割とわかりにくい

カンボジア観光地としてあまりにも有名なアンコール・ワット
ガイド本を読むと神話や伝説、歴史が詰め込まれていると書かれています。
そしてそれらは、ぱっと見ではわかりにくい…ガイドさんを付ければいいんでしょうけど、ガイドさんお願いすると気を使って、見たいところをゆっくり見れないのはわたしだけでしょうか…?

そんな訳で、ひとりでだったり、ゲストハウスで知り合った日本人と行ったりしたんですが、ぶっちゃけよくわからん。笑
そして感覚的におもしろい!と思うほど派手ではない。笑
たのしく観光するためにはある程度のナレッジが必要なお寺のようです。

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(各塔や壁画の意味、いろいろあるんだろうけど良くわかんないまま終わった…)

アンコール・ワット朝日は特に人が多い

有名であり、人気がある、ということは、当然観光客も多い…。
特に、アンコール・ワットから昇る朝日は人気観光スポットのひとつで、早朝にも関わらずすごい人の多さ。

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アンコール・ワットは東向きに作られており、塔の向こうから日が昇ってきます。とはいえ、この日は雲が厚くて残念な感じ)

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アンコール・ワットが映る池の前は大混雑。7時前くらいでこの人数!)

人混みがあまり好きじゃないわたしは、若干…というかかなり引いてしまいました。

朝5時から開門するのですが、7時くらいの朝日を目当てに5時半くらいから徐々に人が増えてきて、6時過ぎにはいっぱいに。
ベスポジ狙う方は開門くらいから行った方がいいかと。ただ、早朝からスタンばっていても天気によっては綺麗に見れないこともあります…わたしは滞在中3回トライして全部ダメだった。。

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(結局、雲の上からだったけど、初日の朝日が一番綺麗に見れた)

◯フィーリングで楽しむなら断然アンコール・トム!

前述した通り、ガイドさんに詳しく説明して貰えばアンコール・ワットも楽しめるのだと思うのだけれど…ひとりでふらふら〜と行って楽しむにはちょっと難易度が高い。
けれど、アンコール・トムはフィーリングで楽しめちゃう遺跡です。

アンコール・トムはクメール語で「大きな都」という意味。都の名の通り、いくつかの遺跡が集まって形成されています。

中でも一番のオススメは「バイヨン」。

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(観世音菩薩の四面像。全部で54塔あるのだそう)

壁画も綺麗に残っており、さらにわかりやすい!

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(象に乗って戦いに行くところかな)

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(戦いの最中にひとりだけカメラ目線)

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(庶民の日常描写っぽい)

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(船を作って漁をしていたのかな)

解説がなくても想像力で楽しめる。保存方法が良いのか、復元したのかわからないけど彫刻もはっきりと残っています。

現地の人に聞くと、朝早く夕方が空いていていいよ〜とのことですが、夕方は本当に人が少なくお勧めです。

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(四面像に西日が当たって、神々しい)

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(人まばらで贅沢に遺跡を満喫)

夕方に人が少ないのは、閉門間近だということと、近くに夕日ポイントの「プノン・バケン」があるからだと思います。
夕日に関してはまた次回。