アラサー女子のジブンさがし

アラサー女子の日常雑感日記です。

できることと、やりたいこと

こんばんは、さきこです。
最近、速い電車に乗ると若干酔います。
あと満員電車を見ると、「げっ…」と声が出ます。
この素直な気持ちを忘れずに、慣れずにいたいな。

今日はひと月ほど前のお話です。

まだコートが手放せない時期のこと。
京牟礼 健人さん (きょうむれ けんと さん、以下けんにいさん)の『強み発掘リーディング』という個人セッションを受けました。

強み発掘とはカウンセリングを通して、それぞれの人が持っている強みを、わかりやすいモチーフで示してくれる、というもの。
カウンセリング、と言ってもカフェでお茶的な気軽なものでした。

当時、わたしは自分で広げた風呂敷に雁字搦めになっていて、「もうやだ!全部やめる!!」と人とのコミュニケーション全てをブロックしながら、「どうしていつもこうなっちゃうんだろう…」と孤独感の中、自信をなくしていました。
何にもやる気がなくて、怠くて。

だから、待ち合わせのカフェに行くのも正直億劫でした。行ったところでちゃんと人と会話できるかわからんし。
けど、なんか、ここだけは行っといたほうが良い気がする…と重い腰をあげたのでした。

けんにいさんは暑苦しくなく、爽やか過ぎず、適温なお兄さんでした。
しんどい気持ちでもリラックスして話が出来て、最終的にはすごくおしゃべりしていた気がする。

わたしの強みは「トライアングル」とのこと。
幼稚園や小学校でカスタネットとかと同じ分類をされる三角形の銀色のアイツです。
特徴としては自分を表現することが好き。

正直な感想は「へえ…」で、これは実は今もあんまり変わっていない。
へえ…トライアングルかあ…へえ……みたいな。

ただ、その時一緒にもらった宿題が、今とても役に立っています。
それは、「やりたい・やりたくない・できる・できない」分類ワークです。

このワークをやる事になった経緯は、トライアングルという自己表現の強み(特性、と言った方がしっくりくるかな)を持っているにも関わらず、今までわたしは結構な割合で「誰かの要求に応える」ことに重きを置いて行動していたことがカウンセリングを通して明確になったからです。

その特性と行動の相反が、心や身体の不具合に繋がっているのでは、と。

何となくは気付いてはいたのですが、けんにいさんから改めて言われてより納得。ワークの話をされた瞬間から、カウンセリング中にもかかわらず今までの出来事を頭の中で整理し始めていました。笑

ワークの内容は単純で、今までのトピックス的な出来事を「やりたい・できる」「やりたい・できない」「やりたくない・できる」「やりたくない・できない」という4つに分類すること。

セッションを終え、自宅に帰って早速ワークに取りかかりました。

やってみた直後の感想は、正直「こんなもんか」というもので、「すごくスッキリした!」ではありませんでした。
今までの整理をしてみて、分類をしてみて、何となく感じていたものを見える化して。
ふーん、そっかあ…的な。

けれど、その後から、何かやろうかなって迷ったとき、誰かに頼まれごとをしたとき、ちょっとでも違和感を感じたら「これはやりたいこと?それともできること??」と自問自答するようになりました。

何でかというと、ワークの結果「やりたくない・できる」分類がすごく多かったんですね。
特に仕事の面で多かった。

それでも今までやりたくないと感じることをやっていた理由は、それをすることで喜んでくれる人がいたからです。
わたしはその人たちと仲良くなりたくて、やりたくないことをやっていた。
誰かと仲良くなるために、要はコミュニケーションツールとしてやりたくないことをし、仲良くなる目的は達成するもしんどさを抱える、みたいな、健全な人からすればかなり歪な拗らせた事をしていました。

これ、今まで全然気付かなかったんです。
というか、ごっちゃになっていたのかな。
やりたくないけどできるし、やることで相手が喜ぶから嬉しくて、だからこれはわたしのやりたいことだ!みたいな。

仲良くなりたい、という目的に対する手段として相手に求められることをし続ける。
けれど、本来の特性と相反することなので無理をする。
そして負担がどんどん大きくなっていく。
けれど、それ以外のコミュニケーション方法がわからないから負担を感じつつもやり続けてしまう…

いや、もう、これ、変えたい!!

そんなこんなで、今はやりたくないけどできることを提供する、以外のコミュニケーション方法を少しずつ試しています。

ややこしく書いてますが、単純に嫌なもんは嫌って言うだけです。
ただ、言い慣れていないので、変につっけんどんになったり、馬鹿丁寧だったりして適度な温度感がまだ掴めません…これも練習だなあ、とスマートにできない自分を不甲斐なく思いながらもチャレンジしております。

幾つになってもいろんな学びがある。
けれど、柔軟性は年々衰えていくから。
いつまでも鍛えながら、しなやかに歳をとっていきたいなあ、と思いました。

そんな気付きのきっかけをくれた、けんにいさんの強み発掘リーディング。
新年度よりメニューが大分変わるみたいなので、ご興味ある方は覗いてみてくださいね。

◯強み発掘カウンセラーけんにいさんのブログ

カウンセリングとかセッションとか胡散臭いなって思うかも知れませんが、考え方が変わるきっかけに過ぎないし、それは胡散臭かろうがなんだろうがいいと思うんですよね。
依存するのはよくないけど、大丈夫、依存なんてさせてくれませんから。笑