アラサー女子のジブンさがし

アラサー女子の日常雑感日記です。

「孤独」は消せる。のか

こんばんは、さきこです。

今日は思わず買ってしまった本のレビュー。

『「孤独」は消せる。』という吉藤健太郎さんの著書です。

3月の初旬に発売されていて、友人が彼の会社で働いていたり、彼のツイッターで気にはなっていたのですが、こちらの記事を読んで、いや、これは買わねば!と本屋に走りました。


◯小さな星の懸け橋に/オリヒメがつなぐ

https://mainichi.jp/ch171295487i/小さな星の懸け橋に


レビューを書くにあたって、何故かキンコン西野さんの『革命のファンファーレ』が頭に浮かびました。

全くジャンルの異なる、考え方も異なるお二人がどうして脳内で繋がったのかな、と考えた時に、「ああ、泥臭い感じが似ているんだ」と思い当たりました。

その辺りがうまく言葉になったらいいな。


◯吉藤健太郎って何者だ


吉藤健太郎さん、吉藤オリィさんと言ったほうがいいかな。皆さんはご存知ですか?

ロボットコミュニケーターという新しい職業を作り、AIが注目されがちなロボット業界で、人と人を繋ぐ、どちらかというとアナログなロボットを作っています。


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(分身ロボット『OriHime(オリヒメ)』。自然に人の輪に馴染む愛らしいフォルム。詳しくはhttps://orihime.orylab.com


高校時代に文部科学大臣賞を受賞、青年版国民栄誉賞といわれる「人間力大賞」を得る他、AERA「日本を突破する100人」や米国フォーブス誌「30 Under 30 2016 ASIA」に選ばれるなど各界から注目を集める存在です。


こう書くと、あーすごーく優秀な天才的な人なんだねーへー、と遠い国の存在に感じますが、その実情はかなり泥臭い、という印象を著書から受けました。


ロボットを作るきっかけとなった3年半に渡るひきこもり時代の葛藤、人とのコミュニケーション方法を学ぶために思いつく可能性をひとつずつやってみる大学時代(社交性を身につけるために社交ダンス部に入ったくだりは思わず笑いました)、ロボットのアイディアが浮かべば出来る限り早くプロトタイプを作成し使ってもらって改善していく現在、プレゼンにかける準備の「そこまでするか」という徹底ぶり。

名誉ある部分だけ見れば、「天才」の一言で終わってしまうのだろうけれど、そこに至るまでの時間や行動は莫大。

氷山の一角ってこういう事なのかもしれない。


『「孤独」は消せる。』はそんな吉藤さんの自叙伝みたいなものでした。


◯結局、足で稼ぐしかないのだ


さて、そんなロボットコミュニケーター吉藤さんと絵本作家キンコン西野さんがどう繋がるのか。

それは、結局のところ自分が動く事でしか状況は動かせない、というところ。


キンコン西野さんは、マネタイズのタイミングを後ろにズラせ、先の先まで考えて一番利益を得られる可能性を探せ、と著書で書いており、理詰めで物事を進めていくタイプだと感じました。


対する吉藤さんは、思い立ったが吉日!タイプ。思い付いたら動かずにはいられない感覚派なのだと思います。


ロジカルな西野さん、フィーリングの吉藤さん。けれど、行動はほとんど同じなんです。


まずは、やってみる、ということ。


吉藤さんはロボットを作っては試し、改善してはまた試すという、「徹底的な現場主義」を自ら公言している。ので、「まずやってみる」精神の申し子とでも言えるのではというくらいわかりやすく「やってみて」いる。


一方の西野さんは「自分の時間を使うな!他人の時間を使え!」と著書に書いていて一見、この「やってみる」論からは外れるように見える。

けど、「やってみる」精神のない人が、自分の独演会チケットを1000枚手売りするだろうか。直売サイトで購入してくれた全ての著書に一つ一つ直筆サインを書いて郵送するだろうか。

ロジックで考えるそのベースには、その行動量があるのだと思います。


失敗してもいいからまずは試してみる。

その反応を見て、次の一手を考える。

その繰り返し。

これはリクルート時代に再三言われた「鬼のようにPDCAサイクルをまわせ!」とも一致したりもして。

リーディングパーソンやカンパニーはジャンル問わず、共通項が多いのかもしれません。


◯「孤独」はコミュニケーションの場を整えることで解消されるのか


吉藤さんがつくりたいのは、「その人が、そこにいる」という価値だと著書で述べています。

コミュニケーションが取りたいのに、身体や心の事情によりコミュニケーションの場に行けない人がいる。

それを分身ロボットでサポートすれば、コミュニケーションの場に参加ができ、「孤独」が解消されるのだと言う。


素敵な心意気だなあ、と思う反面、けどなあと思う節がある。


それは、そもそもコミュニケーションの場に行きたいと思わない人だっている、と思うからだ。思わない人、と言うよりかは、思えない状況の渦中にいる人、かな。

まさにわたしはそのタイプ。


調子が良い時は人と繋がりたいと思うけど、そうじゃない時は全てをシャットアウトしたい。

シャットアウトしている時に、外の世界からノックをされて、OriHimeを紹介されても、それさえも出来ない、したくない、と思ってしまうのです。


コミュニケーションは相手との関係性とともに、自分自身との関係性も大いに寄与するところがあると思っていて。

気持ちのいいコミュニケーションは、相手だけでなく、自分自身とも良い関係が築けていないと難しいのではないかと考えています。


自分との良い関係っていろいろあると思うのだけれど、今、わたしが重きを置いているのは自分の感情をその時その時、確かに感じる事。

あー、そう思ってるのねと受け止める事。


そんなん当たり前じゃん、と思う方もいるかも知れません。

けど、これって結構難しいとわたしは思います。現にわたしは今まで出来ていませんでした。そして、出来ていないことにも気付いていませんでした。


誰かの反応を見て好き嫌いを判断する。

嫌な事だけど周りに合わせて行動する。

そんなことを繰り返していくうちに、段々と自分の感情に鈍感になってしまう。


周りに合わせることは集団行動においてある程度は必要だ、というご意見があるかも知れません。

その通りだと思います。

けれど、ここで問題なのは「どう行動するか」ではなく、「どう感じているかを認識できるか」です。


嫌だなあって思ったけどその場では断りきれなかった、と分かっていれば、自分はこれが好きじゃないんだ、とわかり、次から同じような状況を避けることもできます。

けど、そもそも嫌だと認識できなかったら。

また同じ状況に陥って、知らず知らずに傷付いて、気付いたら取り返しのつかないところまできてしまうこともある。


自分の気持ちを知ること。

それは、自分探しとはちょっと違って。

まだ、うまく言えないのですが。


だけど、わたしと同じように気持ちに鈍感になってしまって、そもそもどう感じたらいいのかわからなくなって、悩んでグルグルしちゃっている人、いると思うんです、それもかなりの数。


そこにアプローチできる何かをつくりたい。

そんなニーズないのかも知れないし、現状考えているツールが効果的でないかも知れない。

けど、そこは足で稼ぐしかない。

トライアンドエラーを繰り返しながらやっていきたいと思います。


あれ、レビューじゃなくなった

いや、その、一歩進む勇気をくれた本です!

『「孤独」は消せる。』も『革命のファンファーレ』も背中を押してくれる本。

感覚が合いそうだなあと思う方を読んでみるといいんじゃないかな。

どちらも熱量のある本ですよ。

年度の始まりに、是非。


◯「孤独」は消せる。/吉藤健太郎

https://www.amazon.co.jp/「孤独」は消せる


◯革命のファンファーレ 

https://www.amazon.co.jp/革命のファンファーレ-現代のお金と広告-西野-亮廣

カンボジア旅行記🇰🇭その④郊外おすすめ遺跡「プノン・クーレン」

こんばんは、さきこです。

昨日の雪が夢かのように午後から春の晴れ間でしたね。鎌倉にランチに行ったのですが、帰り道ぽかぽかでやっぱりわたしはあったかい方がいいなあ、と実感しました。

さて、今日は少しシェムリアップ市街地から離れてみます。

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市内からトゥクトゥクで小1時間、更にバイタクシーに乗り換えて30分ほど行ったところにある「プノン・クーレン」という場所。

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(まさに山の中のお寺、という感じ)

プノン・クーレンにはプリア・アン・トム寺院や滝、千本のリンガなどの遺跡があり、生活(宗教)と自然と遺跡が同居した空間と言えます。
その為、観光地というよりは地元の方に親しまれている場所という側面が大きい。

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(日曜日だった為、地元の人たちがお祈りにきていた)

プリア・アン・トムには巨大な涅槃仏プレア・アントンがいらっしゃいます。

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(大きすぎて画面に収まりきらない…)

この寺院、面白いのはヒンドゥー教と仏教が混在しているところ。
調べてみると、カンボジアという国自体に二つの宗教が混在しているようです。
もともとヒンドゥー教だったアンコール王朝が衰退し、タイの支配下になった際、仏教に塗り替えられたようです。
(ネット知識です。違っていたらごめんなさい)

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(涅槃仏(仏教)の麓にリンガとヨニ(ヒンドゥー教)がある)

リンガは男性器、ヨニは女性器を模し、繁栄の象徴として祀られています。
お作法としては、リンガに水を掛け、ヨニの一方向だけにある樋から流れる水を手で受け取り、顔や頭を清める、という流れ。

ここも例によっておかちゃんに連れて行ってもらい、彼はお寺内のいろんな所(日本でいう摂社的な場所)でお賽銭をしていました。
なので「おかちゃんは仏教徒なの?ヒンドゥー教徒なの?」と聞くと「どっちもだよー」と。

…え、そんなゆるい感じでいいの?ヒンドゥー教って戒律とかかなり厳しいやつじゃなかったっけ??とか疑問に思いつつ、現地の人はそんな感じなのかなあとも思ったり。
けど、おかちゃんとご飯食べる機会が何度かあったけどいつもお魚だったし、やっぱ食べちゃいけないものとかあったのかなあ。
謎は深まるばかりですが、寺院自体はオープンな雰囲気で、賑やかで日本のお寺とはまた違った空気感でした。

プリア・アン・トムから少し離れたところに千本のリンガがあります。
おかちゃんから「千のリンガ」と聞いて、いやいや、いくらなんでも千はないだろー、千ありそうなくらいいっぱいあるのかなー、と思っていました。そんな千本のリンガがこちら。

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(ちょっと見にくいですが、水面下にリンガがあるのが見えますでしょうか…?)


まさかの川の中!
しかも整然と無数に川上まで続いている。
これ、本当に千あるやつや…と思いました。

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(ヨニもある)

そして、これ、彫ったやつを川に並べたんじゃないんですよ。
“川の中に”彫ったんですよ…!
いや、おかちゃん情報だから真偽のほどは微妙だけれども。
けど、本当であれば、水の中で石に彫刻を施したって、これ、ほんとすごい。
流れる川の中で、揺らめく水中に、正確に正方形と正円を立体で彫っていく。
並大抵のことではない。

…本当に水の中で彫ったのかな……疑問。。

そして、わたしのテンションが滞在中マックスで上がったのが滝!

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日本で滝の観光地というと華厳の滝などをイメージすると思うのですが、当然、中には入れないですよね。
てか、日本の観光地って基本、観れるけど触れないことが多くないですか?(美術館も基本触っちゃダメだし。ルーブルとか、彫刻バンバン触れた思い出がある)
けど、ご覧の通り、ここの滝は入りたい放題!

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(日曜日だったので現地の家族連れが目立つ)

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(高低差の少ないところでは子どもたちがきゃっきゃしている)

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(浮き輪の貸し出しもしていました)

前日に宿の前にいるトゥクトゥクドライバーたちに「滝に行くなら水着いるよー」と言われて、「いやいや、水着になりたくないし入らないよー」と言ったけれども。
持って来れば良かった…!と結構深く後悔。
今度カンボジア行く際には水着持って日長のんびり滝を楽しむ日を設けようと思いました。

乾季でこの水量の為、雨季は中に入って遊べないみたいです。
入場料20ドル+交通費(トゥクトゥク、バイクタクシー代)とそこそこ掛かりますが、自然を満喫したい人にはおすすめ!
そして個人的には地元の人たちが遊びに来ている休日がいいのでは、と。
現地の子どもたちのはしゃぎ声をBGMに、自然もお日さまもたっぷり補給できて…想像しただけで素敵な休日だなあ。


カンボジア旅行記🇰🇭その③太陽、どこから見る?

こんばんは、さきこです。

雪、降りましたねえ。思わず笑っちゃいました。
早くちゃんとあったかくなんないかなあ…
そんなこんなであったかい国に想いを馳せて気持ちだけでも暖かくなろうと思います。
今回からトゥクトゥクドライバー「おかちゃん」のアドバイスがちょいちょい入ってきます。

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(親切なおかちゃんは学生さんにも人気。帰る時にはメッセージを書いたTシャツをよく貰うのだとか)

カンボジア観光で遺跡と同じくらいの見所に挙げられるのが「サンライズ」「サンセット」です。
太陽をどこから見るのがより良いのか、個人的にお勧めのスポットをご紹介します。


そう思い、天気の良さそうな日を選んでは日参するも雲に邪魔され、アンコール・ワットから昇る太陽は拝めず…。

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(それでも充分気持ちの良い朝焼けを見られましたよ)

ちなみに遺跡のお堀でよく見かける蓮の花は朝しか咲かないので、滞在期間中お天気が残念でも見る価値はあると思います。

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(濃いピンク色は薄曇りの風景によく映えます)

とは言え、アンコール・ワットに入るには毎回チケットが必要だし、人が多いので待ち時間込みで考えると早起きの覚悟が必要だし…

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サンライズ待ちの光景)

てな話をおかちゃんにしたところ「西バライでも綺麗に見れるよー」とのこと。
マジか!え、てか、それ最終日に言う!?

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(西バライ。休みの日は現地の人の憩いの場になるとのこと。確かに拓けてるし綺麗に見れそう)

けど、飛行機に乗って日本帰るって時に言われてもねえ…
どなたかカンボジア訪れる際は是非試してみてください。西バライは入場料いらないし、多分朝は人少ないからほんとに穴場と思う!

◯サンセットはプノン・クロムがおすすめ!

アンコール・ワット付近のサンセットスポットはプノン・バケンです。
プノンはクメール語で「小高い丘」という意味。
プノン・バケンは丘の上に更に遺跡があり、その上からのサンセットが良い眺めなのです。

けど、アンコール・ワットから近いこともあり、さらに一度に300人までしか登れないという制限があるので、おかちゃん曰く「行くなら3時くらいに行って待ってた方がいいよー」とのこと。

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(登る際にパスをもらいます)

そうかあ、と行きましたよ、3時に。
そして待ちましたよ、6時のサンセットを…。
そのサンセットがこちらです。

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こんな遊びもできます。

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とは言え、引きの画はこちら…

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すごい人。。
降りる頃には待っている人もいました。
サンセットは確かに綺麗なんだけど、なんか、風情が…。

そんな方にはプノン・クロムがおすすめ!
プノン・クロムはトレンサップ湖という観光地に行く途中にあります。
トゥクトゥクで小1時間かな。

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(全体的にカンボジアの階段は急勾配)

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(見晴らしが気持ちいい)

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(観光地感があまりなく、ゆったりとした時間が流れていました)

で、サンセットがこちら。

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見渡す限りの緑に落ちて行く夕陽。
すごく穏やかで、気持ちのいい景色でした。
乾季の今は一面の水田ですが、雨季には一面湖になるのだとか。
湖に落ちて行く夕陽…見たい……!

プノン・クロムはアンコールチケットが必要ですが、17時半(17時だったかな?)を過ぎるとフリーで入れます。
フリーになってから登ってもサンセットには間に合いますよ。是非、おすすめ。

ちなみに、帰り際空港の夕陽も綺麗でした。
どこから見ても綺麗なもんは綺麗なんだなあ。

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カンボジア旅行記🇰🇭その②アンコール・ワット観光、どこを見る?

こんばんは、さきこです。

寒い。明後日東京で雪降るかもとか…正気か……

さて、今日はアンコール・ワットとその周辺遺跡についてです。
ところで皆さん、アンコール・ワット以外の遺跡ってパッと想像つきますか?
わたしは現地に行って初めて、「あ、こんなに遺跡あるんだ…」と知りました。
どんな具合かというと、こんな感じです。

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20を超える遺跡がアンコール・ワット付近に点在しています。郊外を含めるとその数は40にものぼるのだとか。
ちなみに、アンコール・ワットクメール語で「王都の寺院」王都を象徴する寺院の周囲にこれだけ様々な寺院が存在することから、アンコール王朝の力の強さが伺えます。

アンコール・ワット付近の観光ルートは大きく4つあります。

アンコール・ワットのみ(だいたい朝日とセット)
アンコール・ワット+アンコール・トム
③小回りコース(タ・プローム、タ・ケウなど4〜6遺跡)
④大回りコース(タ・ソム、ニャック・ポアンなど4〜6遺跡)

③、④にはアンコール・ワット、アンコール・トムがつくのが定番のよう。
料金はトゥクトゥクだけだと30ドル〜50ドルくらいのイメージ。ガイドさんがつくとその分の料金がかかります。
時間は①、②で2〜3時間、③で半日、④でほぼ丸一日くらい…なのかな。
自転車で回っていたので正しくはわからないです。。


「えー、でも、遺跡なんてどれも同じでしょ〜?」という、そこのアナタ!


そうです!ほとんど変わりません!!!笑


「さっき見たのとあんまり変わらん…」ということもしばしば。


けれど、遺跡のてっぺんから見渡す風景は、緑が鮮やかで、風は爽やかで、鳥の声は心地よくて、すごく気持ちいいんですよね。
だから、素人目であんまり変わらなくても、何度も足を運びたくなる魅力があります。

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(プレ・ループの上から)

時間をかければゆったり見られるけれど、限りはあるものです。
なので、時間がない人、ある人、それぞれに向けて、ここは見て欲しいなあ、という個人的好みの場所をお伝えします。

今回は時間のない人向けでお送りします。

アンコール・ワットは割とわかりにくい

カンボジア観光地としてあまりにも有名なアンコール・ワット
ガイド本を読むと神話や伝説、歴史が詰め込まれていると書かれています。
そしてそれらは、ぱっと見ではわかりにくい…ガイドさんを付ければいいんでしょうけど、ガイドさんお願いすると気を使って、見たいところをゆっくり見れないのはわたしだけでしょうか…?

そんな訳で、ひとりでだったり、ゲストハウスで知り合った日本人と行ったりしたんですが、ぶっちゃけよくわからん。笑
そして感覚的におもしろい!と思うほど派手ではない。笑
たのしく観光するためにはある程度のナレッジが必要なお寺のようです。

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(各塔や壁画の意味、いろいろあるんだろうけど良くわかんないまま終わった…)

アンコール・ワット朝日は特に人が多い

有名であり、人気がある、ということは、当然観光客も多い…。
特に、アンコール・ワットから昇る朝日は人気観光スポットのひとつで、早朝にも関わらずすごい人の多さ。

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アンコール・ワットは東向きに作られており、塔の向こうから日が昇ってきます。とはいえ、この日は雲が厚くて残念な感じ)

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アンコール・ワットが映る池の前は大混雑。7時前くらいでこの人数!)

人混みがあまり好きじゃないわたしは、若干…というかかなり引いてしまいました。

朝5時から開門するのですが、7時くらいの朝日を目当てに5時半くらいから徐々に人が増えてきて、6時過ぎにはいっぱいに。
ベスポジ狙う方は開門くらいから行った方がいいかと。ただ、早朝からスタンばっていても天気によっては綺麗に見れないこともあります…わたしは滞在中3回トライして全部ダメだった。。

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(結局、雲の上からだったけど、初日の朝日が一番綺麗に見れた)

◯フィーリングで楽しむなら断然アンコール・トム!

前述した通り、ガイドさんに詳しく説明して貰えばアンコール・ワットも楽しめるのだと思うのだけれど…ひとりでふらふら〜と行って楽しむにはちょっと難易度が高い。
けれど、アンコール・トムはフィーリングで楽しめちゃう遺跡です。

アンコール・トムはクメール語で「大きな都」という意味。都の名の通り、いくつかの遺跡が集まって形成されています。

中でも一番のオススメは「バイヨン」。

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(観世音菩薩の四面像。全部で54塔あるのだそう)

壁画も綺麗に残っており、さらにわかりやすい!

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(象に乗って戦いに行くところかな)

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(戦いの最中にひとりだけカメラ目線)

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(庶民の日常描写っぽい)

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(船を作って漁をしていたのかな)

解説がなくても想像力で楽しめる。保存方法が良いのか、復元したのかわからないけど彫刻もはっきりと残っています。

現地の人に聞くと、朝早く夕方が空いていていいよ〜とのことですが、夕方は本当に人が少なくお勧めです。

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(四面像に西日が当たって、神々しい)

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(人まばらで贅沢に遺跡を満喫)

夕方に人が少ないのは、閉門間近だということと、近くに夕日ポイントの「プノン・バケン」があるからだと思います。
夕日に関してはまた次回。

カンボジア旅行記🇰🇭その①アンコールワットに行こう!

こんばんは、さきこです。

カンボジアから帰ってきて約2週間。
コンクリートジャングルの中でリアルジャングルが恋しい…。
そんな訳で旅行記でも書いてセルフケアをしようと思います。
カンボジア、というかシェムリアップ (アンコール遺跡群が点在する観光地)旅行検討中の方はご参考に〜。

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(個人的にここがとても印象に残っています。アンコールワットの東に位置する「プレ・ループ」)

まずは王道のアンコールワットから。
アンコールワットシェムリアップ市街地から北に7〜8kmに位置します。
所要時間は以下の通り。

自転車:約40分
徒歩:約2時間

それぞれの価格はこちら。

トゥクトゥク:約15ドル
アンコールワット前までの往復のみ。4人まで乗れます。ドライバーによって価格変動あり)
自転車:2〜7ドル
(1日レンタル料金。ママチャリとロードバイクで価格が変わります)
徒歩:無料
(ただ歩いている人は皆無なので道すがらトゥクトゥクにひたすら声掛けられます。断るとクレイジーだと言われます)

個人的には自転車がおすすめ。
乾季のシェムリアップは日差しがキツイですが、背の高い木々が道沿いにずっと続くので日差しで死んじゃう!みたいな感じはありませんでした。
気が付いたらこんがり焼けてましたが。

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(お!なんかやってる!と気になったら立ち寄れるのも自転車のメリット。この日は夜にバイオリンパーティがあるとのことで、仮設で音響や照明の設置をしてました。「プラサット・クラヴァン」にて)

ただ、車道の脇を走るので排気ガスと土煙りがすごいです。交通量の多いところではマスクをした方が無難。
ちなみにわたしが訪れた2月は30〜35度と比較的まだ過ごしやすい時期でした。4月以降は最高気温が40度を超えたりするそうなので、そうなると自転車は厳しいかなあ。

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(道はこんな感じ。高低差は少ないのでママチャリでも大丈夫。ただ結構道がガタガタなのでお尻やられます)

あと、お水は必須!遺跡付近には大抵屋台があってお水を売っています。1.5リットル(だったと思う…大きいやつ)で1ドルが遺跡付近の相場。市街地のコンビニだと商品によりますが0.75ドルくらい。個人経営店だと0.5ドルのところもあります。

アンコールチケットは、現在以下の三種類があります。2017年2月に値上げされ、結構な値段がします。

1日券:37ドル
3日券:62ドル(1週間有効)
7日券:72ドル(1ヶ月有効)

3日券、7日券はそれぞれ有効期限内に日数分の入場ができます。

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(入場した日を穴あけパンチでチェックします。その日は出入り自由。ちなみに全種のチケットで顔写真が必要で使い回しが出来ないようになっています。写真はチケットセンターでその場で撮ります)

アンコールワットだけでなく、周辺遺跡や、少し離れた場所にあるいくつかの遺跡でも有効。
また、直接遺跡に入らなくても遺跡エリアに入るためにチケットが必要だったりします。
(市街地とアンコールワットの丁度中間くらいにチケットチェックがある)
なので、長期滞在できるのであれば、個人的にはとりあえず7日券を買っちゃうのがお得かなあ、と思います。
遺跡エリアだと市街地よりも綺麗だし、サイクリングするだけでも気持ちがいいです。

1週間分も見るとこあるのかよ〜と言う方もいらっしゃると思いますが、むしろ1日で何が見れるのか…とわたしは思う。人混みだけじゃないのかな…とか、1日で周りきろうとしたら疲れきるだろうな…とか。で、残りの2種だったら、10ドルしか変わらないなら7日券のがお得かなって。
ちなみにわたしは7日券使い切りましたが、飽きることはありませんでした。遺跡も見るし、感心もするんだけれど、どちらかと言うとちょっと整備された公園に行く、みたいな、新宿御苑的なノリでアンコールワット行ってました。

注意したいのはチケットセンターが離れたところにある、ということ。
トゥクトゥクアンコールワットまで行ったはいいけどチケットがなくてそのまま帰ってきちゃう、という人の話も聞きました(往復のトゥクトゥク代は取られた)。
トゥクトゥク利用の際はチケットを持っていない旨を最初にキチンと伝えましょう。

と、ここまで説明してまだアンコールワットに入ることさえできていないのですが、そこそこな長さになってしまったので遺跡についてはまた次回。あ〜戻りたいなあ〜〜。

できることと、やりたいこと

こんばんは、さきこです。
最近、速い電車に乗ると若干酔います。
あと満員電車を見ると、「げっ…」と声が出ます。
この素直な気持ちを忘れずに、慣れずにいたいな。

今日はひと月ほど前のお話です。

まだコートが手放せない時期のこと。
京牟礼 健人さん (きょうむれ けんと さん、以下けんにいさん)の『強み発掘リーディング』という個人セッションを受けました。

強み発掘とはカウンセリングを通して、それぞれの人が持っている強みを、わかりやすいモチーフで示してくれる、というもの。
カウンセリング、と言ってもカフェでお茶的な気軽なものでした。

当時、わたしは自分で広げた風呂敷に雁字搦めになっていて、「もうやだ!全部やめる!!」と人とのコミュニケーション全てをブロックしながら、「どうしていつもこうなっちゃうんだろう…」と孤独感の中、自信をなくしていました。
何にもやる気がなくて、怠くて。

だから、待ち合わせのカフェに行くのも正直億劫でした。行ったところでちゃんと人と会話できるかわからんし。
けど、なんか、ここだけは行っといたほうが良い気がする…と重い腰をあげたのでした。

けんにいさんは暑苦しくなく、爽やか過ぎず、適温なお兄さんでした。
しんどい気持ちでもリラックスして話が出来て、最終的にはすごくおしゃべりしていた気がする。

わたしの強みは「トライアングル」とのこと。
幼稚園や小学校でカスタネットとかと同じ分類をされる三角形の銀色のアイツです。
特徴としては自分を表現することが好き。

正直な感想は「へえ…」で、これは実は今もあんまり変わっていない。
へえ…トライアングルかあ…へえ……みたいな。

ただ、その時一緒にもらった宿題が、今とても役に立っています。
それは、「やりたい・やりたくない・できる・できない」分類ワークです。

このワークをやる事になった経緯は、トライアングルという自己表現の強み(特性、と言った方がしっくりくるかな)を持っているにも関わらず、今までわたしは結構な割合で「誰かの要求に応える」ことに重きを置いて行動していたことがカウンセリングを通して明確になったからです。

その特性と行動の相反が、心や身体の不具合に繋がっているのでは、と。

何となくは気付いてはいたのですが、けんにいさんから改めて言われてより納得。ワークの話をされた瞬間から、カウンセリング中にもかかわらず今までの出来事を頭の中で整理し始めていました。笑

ワークの内容は単純で、今までのトピックス的な出来事を「やりたい・できる」「やりたい・できない」「やりたくない・できる」「やりたくない・できない」という4つに分類すること。

セッションを終え、自宅に帰って早速ワークに取りかかりました。

やってみた直後の感想は、正直「こんなもんか」というもので、「すごくスッキリした!」ではありませんでした。
今までの整理をしてみて、分類をしてみて、何となく感じていたものを見える化して。
ふーん、そっかあ…的な。

けれど、その後から、何かやろうかなって迷ったとき、誰かに頼まれごとをしたとき、ちょっとでも違和感を感じたら「これはやりたいこと?それともできること??」と自問自答するようになりました。

何でかというと、ワークの結果「やりたくない・できる」分類がすごく多かったんですね。
特に仕事の面で多かった。

それでも今までやりたくないと感じることをやっていた理由は、それをすることで喜んでくれる人がいたからです。
わたしはその人たちと仲良くなりたくて、やりたくないことをやっていた。
誰かと仲良くなるために、要はコミュニケーションツールとしてやりたくないことをし、仲良くなる目的は達成するもしんどさを抱える、みたいな、健全な人からすればかなり歪な拗らせた事をしていました。

これ、今まで全然気付かなかったんです。
というか、ごっちゃになっていたのかな。
やりたくないけどできるし、やることで相手が喜ぶから嬉しくて、だからこれはわたしのやりたいことだ!みたいな。

仲良くなりたい、という目的に対する手段として相手に求められることをし続ける。
けれど、本来の特性と相反することなので無理をする。
そして負担がどんどん大きくなっていく。
けれど、それ以外のコミュニケーション方法がわからないから負担を感じつつもやり続けてしまう…

いや、もう、これ、変えたい!!

そんなこんなで、今はやりたくないけどできることを提供する、以外のコミュニケーション方法を少しずつ試しています。

ややこしく書いてますが、単純に嫌なもんは嫌って言うだけです。
ただ、言い慣れていないので、変につっけんどんになったり、馬鹿丁寧だったりして適度な温度感がまだ掴めません…これも練習だなあ、とスマートにできない自分を不甲斐なく思いながらもチャレンジしております。

幾つになってもいろんな学びがある。
けれど、柔軟性は年々衰えていくから。
いつまでも鍛えながら、しなやかに歳をとっていきたいなあ、と思いました。

そんな気付きのきっかけをくれた、けんにいさんの強み発掘リーディング。
新年度よりメニューが大分変わるみたいなので、ご興味ある方は覗いてみてくださいね。

◯強み発掘カウンセラーけんにいさんのブログ

カウンセリングとかセッションとか胡散臭いなって思うかも知れませんが、考え方が変わるきっかけに過ぎないし、それは胡散臭かろうがなんだろうがいいと思うんですよね。
依存するのはよくないけど、大丈夫、依存なんてさせてくれませんから。笑

脳っておもしろい!

こんばんは、さきこです。

あったかいんだか寒いんだかよくわからない陽気ですね。花粉が飛びまくっているらしく辛そうな方もお見かけします。
個人的には梅とか桜とか咲き始めててちょっとウキウキする、そんな日々です。

さて、少し前に古本屋さんで購入し、積読していた本が読み出したら面白かったのでご紹介します。

『海馬−脳は疲れない−』
発売年:2002年
https://www.amazon.co.jp/海馬-脳は疲れない-ほぼ日ブックス-池谷-裕二/dp/4255001545

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15年ほど前の本ですが、「へ〜そうなんだ!」と新しく知ることが多かったです。
きっと、今はもっと科学が進歩してわかってることも増えているんだろうなあ。
脳科学、興味があるのだけれど学術色が強くなると理解しにくいし、そこそこ根が張るので、なかなか手が出にくいんですよね。おすすめ本ご存知の方いらっしゃったら教えて欲しいです。

『海馬』の中で、特に印象に残ったのが

・頭の良さに、感情が影響する
・30歳を超えると、飛躍的に頭が良くなる可能性が高くなる

という事。ここで言う「頭の良さ」とは、情報を記憶し適切に引き出せる力が強い、事を指します。頭の回転が早い、と言い換えられるかな。


◯頭の良さに、感情が影響する

物事をどのように記憶するか判断し貯蔵する、必要な時に貯蔵した記憶を組み合わせて引き出す役目を果たすのが、本のタイトルである「海馬」です。
人間の海馬は、小指程の大きさで左右に一つずつあります。
この海馬が活発に活動すると、記憶を適切に貯蔵し、引き出す事がより素早くできるので、頭の回転が早い人になれます。
その海馬に隣接し、影響を与えるのが「扁桃体(へんとうたい)」という部分です。

扁桃体は感情を司る器官と言われています。
好き、嫌いを判断する部分。
好きなものに接すると扁桃体は活性化し、隣接する海馬に刺激を与え、海馬も活発に働きます。
嫌いは、その逆ですね。

この扁桃体は人間だけでなく、サルやネズミにもあります。
しかも、全体の脳の大きさから考えると、かなりの部分を占めるほど重要な器官だそうです。
扁桃体がないと、例えばサルは恐怖心がなくなり、天敵であるヘビに躊躇なく近づいていってしまいます。そうすると怪我をしたり、死に至る可能性が出てきます。生命の危機に晒されるのです。
逆に好き、を感じなくなると異性への興味がなくなり、種の存続が危ぶまれたりするのかな。
感情が生命存続の鍵となっているんですね。

話は少し変わりますが、わたしは今、ストレスケアセラピーのスクールと、医師による対話型のカウンセリングを受けています。
もともとは摂食障害の治療の一環だったのですが、症状が緩和してきた今は今後より良く生きる為に続けています。

以前ストレスケアの先生が「感じることは、生命なんだよ。生命はコントロールしてはいけないの」と仰っていて。
ああ、先生が言っていたのって体感的なことだけじゃなくて、科学的にも証明されていることなんだなあ、と本を読みながらすごく納得しました。

このブログでも紹介したことのある『落ち着きがないの正体』という本でも、脳科学の面から、感情をコントロール(管理)するのではなくレグ(調整)する事が大事だ、と述べられていて、自分の感情を如何に理解し、付き合っていくかを大事にする事は間違いじゃないんだなあ、と思いました。
※『落ち着きがないの正体』のレビューはこちらのエントリからどうぞ〜


◯30歳を超えると、飛躍的に頭が良くなる可能性が高くなる

海馬は脳の中で唯一成長する器官なのだそうです。
一般的に脳細胞は生まれた時点からどんどん死んでいく。ただ、普通に生きている分には、一生不足しない分量をわたし達は所持しているのだそう。脳細胞が死んでいく速度が急激に早くなった状態がアルツハイマーなのだとか。

海馬は記憶をどういった形で貯蔵するのか、と、貯蔵した記憶同士を結びつける役割があると前述しました。
この後者の「結びつける力」が30歳を超えると2のべき乗(n乗)で成長します。
今まで蓄積した情報を如何に組み合わせるか、という役割を使えば使うほど倍々になって成長する。
この成長に必要な刺激は、「新しいものに触れる」ことなのだとか。
特に空間的な移動は効果的らしく、旅行は最適なんですって。カンボジアに行って帰ってきて色々見通しがついたひとつの要因はこの海馬の働きなのかも知れません。

何故30歳なのか、は実験の結果見えたことだそうなので特に詳しい説明はありませんでした。
また、30歳以降はどんなに歳を重ねても成長の可能性はあるとのこと。歳をとったからといってそう悲観することもないのかも知れない。
ちなみに物忘れは加齢のせいではないとのこと。気になる方は是非、本をどうぞ。

こう考えると、20代までって闇雲でも色々経験する価値がすごく高いってことになりますよね。
ポジティブな感情が記憶貯蔵の活性化に繋がることも加味すると、好きだなって思う事を「意味あんのかな…」って思っても経験していくことが、30歳以降の閃きに繋がるのかも。


長くなってしまいました…ちょっと前の本ですが、対談形式だし、各章ごとにまとめもあるので読みやすいと思いますよー。